みなさん、こんにちは!
豊岡は一度大雪に見舞われましたが、今のところ全体的に今年は雪が少ない様に感じます。
今年は比較的気温も低すぎないので少し過ごしやすいですね。
いよいよシミュレーションゴルフのトーナメント「TGL」が始まって、今後シミュレーションでのゴルフっていうのが活発化するような気配です。
「TGL」には、タイガーウッズやロリー・マキロイ、リッキーファウラー、ジャスティン・トーマス、ジャスティン・ローズ、松山英樹、etcが参戦!
そしてそのリーグの使用機器が「FULLSWING」です。
配信は「U-NEXT」で配信。100台ものカメラが一人の選手に向けられることで、様々な角度からトッププレーヤーのプレイを観戦できます。
新時代のリーグですね。
という事で、今回は再度、一番普及して信頼度が高くシミュレーターのベンチマーク的な存在の、皆様ご存じのオレンジボックス「TRACKMAN」と新進気鋭の軽量コンパクトでありながらTRACKMANに引けを取らない「FULLSWIN」の比較テストを行ってみました。
計測方法はどちらも「ドップラー方式」弾道追尾型ですね。
使用ボールは、このドップラー式専用ボールのTitleist RCTボールを使用します。
この専用ボールがまた手配が困難なんです・・・。そして高いっ!!
まずは、接続。今回はスクリーンはFULLSWINGに、モニターにはTRACKMANに繋げて比較してみます。
テストクラブはMyクラブのYONEX CB511の7番アイアンです。
早速、打ってみます。
試打① 7番アイアン
TRACKMANデータ
キャリー:141ヤード
スピン量:5037cpm
ボールスピード:45.6㎧
コチラがFULLSWING。
試打① 7番アイアン
キャリー:140ヤード
スピン量:4,964cpm
ボールスピード:45.3㎧
うーん、ほぼ同じ!すごい!!
試打② 7番アイアン
TRACKMANデータ
キャリー:140.7ヤード
スピン量:4,643cpm
ボールスピード:45.3㎧
コチラがFULLSWING
キャリー:140ヤード
スピン量:4,636cpm
ボールスピード:45.2㎧
アイアンのデータは恐ろしいほど近似値でした。
そして、ドライバーもチェック。
使用クラブは、岩井姉妹(ツインズ)で話題のYONEX GTドライバー
お伝え忘れていましたが、TRACKMANとFULLSWINGの一番大きな違いが出るのは、トータル距離ですね。
TRACKMANは、ランが少し多く出るような感じです。それと違ってFULLSWINGは、タイガーウッズ監修という事で完全にキャリー重視なので、ランがほとんど出ません。
そこだけ見ると、事情を説明しないと、お客様によっては「わし、もっと飛ぶけど!!」言われる方が出るかもしれませんので注意です。
では、ドライバーの結果です。
試打③ ドライバー
TRACKMANデータ
キャリー:211ヤード
スピン量:2249cpm
ボールスピード:59.0㎧
クラブスピード:40.2㎧
もっと飛ぶ人でデータを取ればよかったのですが、一般男性の平均的な内容かと思います。
コチラがFULLSWING
試打③ ドライバー
FULLSWINGデータ
キャリー:218ヤード
スピン量:2250cpm
ボールスピード:58.7㎧
クラブスピード:39.2㎧
優秀ですね。ほぼ同じです。トータルは大きく差が出ましたがやはり環境に左右されないという部分ではキャリーが一番重要ですね。
そして一番特筆すべきところは、価格がFULLSWINGはTRACKMANの3分の1で購入できるという事ですね。
かなりの高性能で、持ち運びも簡単そして新リーグで使用されているものなので、今後がかなり期待されますね。
FULLSWINGの事で気になることや知りたいことがありましたらOVDGOLFにお気軽にお問い合わせください。
実機もございますので、TRACKMANやフライトスコープ、GC3等との比較も可能です。